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【中津川市本町】企画展 前田青邨 中津川との絆「その人となり そして 交友」

企画展 前田青邨 中津川との絆「その人となり そして 交友」

法隆寺金堂壁画修復などの国家的事業を多数手掛け、文化勲章を受章した中津川出身の日本画家・前田青邨(1885〜1977年)と郷里の絆、人間・青邨を浮き彫りにした企画展が、中津川市本町の同市中山道歴史資料館で開かれています。きょう5月18日は国際博物館の日で入場無料。
青邨は現在の中津川市新町で誕生。16歳で上京後、たちまち画壇のトップに躍り出、70歳で文化勲章を受章。初の中津川市名誉市民となり、晩年も法隆寺金堂壁画修復、高松塚古墳壁画模写などに従事。
92歳で他界するまで画壇の最高峰であり続けましたが、「自分のすべては絵の中にある」を信条とし、記録・語録は皆無に近いとされてきました。
しかし還暦を迎えた昭和20年3月、中津川に疎開。7カ月間の逗留中、それまで顧みることのなかった故郷の自然や歴史、人々の温かさに触れ、その感動を多くの絵と文で表現していたのです。
今回の企画展では、貴重な記録である当時の作品や書簡を通じて、青邨の人となりや友人・支援者との絆を紹介。ユーモラスな一面を感じさせる絵手紙や、郷土愛に満ちたまなざしで描かれた風景画の中でも、ひときわ目をひくのが、手縫いの日の丸に描かれたトンボの絵。 
これは青邨が疎開中滞在した安江家(恵下)の娘婿にあたる伊藤昇さん(94)=新町=が昭和20年4月、出征する日の朝に、中津川駅で青邨の妻から手渡されたもの。
寒さを気遣って足袋を届けるなど、何かと支援していた伊藤さんが無事帰還できるよう、青邨は縁起のいい「勝蜻蛉」を描いた日の丸と「武運長久」の軸を贈ったのです。
伊藤さんは70年近く秘蔵していた品を今回、長女のスケッチなどとともに初公開。文化勲章の実物や愛用のトランクなども展示されています。9月29日まで。TEL.0573-66-6888(中山道歴史資料館)。

恵峰HN (2013年5月18日 10:00)|| トラックバック(0)

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