ヘボ御殿【中津川市千旦林】
"ヘボ御殿"と呼ばれる、直径1メートル以上もある切株の中で生活するのはクロスズメバチ。坂下出身の小畑隆隆重さん(66)=中津川市千旦林=は、20年以上前からヘボを育ててきましたが、平成3年、現住所に引っ越してから10年連続で失敗。
原因は日当たりがいいため高温になりすぎることだと分かり、試行錯誤の末、くり抜いたサワラの切株を巣箱にしたところ、断熱効果が高く大成功。初夏に山で採取してきた野球ボール大の巣が、こんなに立派になりました。
「ヘボ本来の味にするため、鶏肉などは与えず、天然のえさだけで大きくする」という小畑さん。
「農薬のかかったえさを持ち込むと、その巣が全滅してしまうなど、ハチの生態は奥深く、学ぶところが多い。何年飼っても新たな発見があり飽きません」と話しています。
恵峰HN (2014年11月 1日 10:00)|| トラックバック(0)
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