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絵絣展 名もない女性たちの技と我慢を褒めて 坂下の高橋さんが30年間のコレクション披露【中津川市坂下】

絵絣展 名もない女性たちの技と我慢を褒めて 坂下の高橋さんが30年間のコレクション披露

明治・大正時代に手織りで作られた「絵絣」の展示会が、中津川市坂下の喫茶店「64Cafe」で始まりました。4月10日まで。
地元の主婦・高橋信子さん(71)が、骨董収集を趣味とする夫について全国を回るうちに魅せられ、こつこつと収集してきた30年間の集大成。
絣(かすり)は、前もって染め分けた絣糸を使って織り上げ、文様を表す織物の技法。それに付加価値をつけるため、松竹梅や鶴・亀など、縁起のいい絵画を織り出したものが絵絣です。
1cm織るためには、たて糸の間に、よこ糸を左右20回通し、筬(おさ)で「トントン」と40回打たねばならず、熟練者でも1日1反(14m)織れなかったと言われます。それだけに、繊細に表現された表裏同一の絵柄は秀逸。洋裁をしていた高橋さんは、布からにじみ出る深い味わいに、気の遠くなるような作業に堪えてきた女性たちの思いを感じて感動。1つ、また1つと買い集め、大切に保管してきました。
会場には100点ほどのコレクションの中から、正方形のモザイクが美しい久留米絣(九州)や、城と幾何学模様を合わせた伊予絣(四国)、鶴は千年、亀は万年の文字をあしらった備後絣(中国)など、約30点を紹介。展示には出身地・田立の和紙の家で入手したコウゾの原木を使用しています。
「高い技術を駆使し、手間暇かけて織っても、絣はしょせん布団地や普段着。最後は雑巾になり捨てられてきました」と高橋さん。「名もない女性たちの技と我慢を褒めてあげてほしい」と来場を呼び掛けています。
午前8時30分--午後5時営業、火曜定休。TEL.0573(75)5540。

恵峰HN (2015年3月21日 10:00)|| トラックバック(0)

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