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明治座 築120年にして初の大修復工事 加子母挙げて協力 創建当時の樽葺き【中津川市加子母】

明治座 築120年にして初の大修復工事 加子母挙げて協力 創建当時の樽葺き

築120年を迎えた中津川市加子母の明治座(県有形民俗文化財)が、創建以来の大修復工事を実施中。創建当時そのままの樽葺(くれぶき)屋根の復元に、地域を挙げて取り組んでいます。
明治座は明治27(1894)年12月完成。今回の工事では、床板をはいで土台を修正し、石の上に置いた柱を補強して、地震の揺れを吸収する「根接ぎ」を修復。伝統工法の木組みはそのままに、強度を確保します。
屋根は創建当時、耐久性に優れた栗の木を板状にして並べ、上から石で抑える樽葺でしたが、大正9(1920)年には瓦、昭和48(1973)年にはセメント瓦に葺きかえられてきました。しかし今回は、創建当時と同じ板葺屋根を復刻することにし、地元住民が、飛騨古川の榑剥(くれへぎ)職人・山口末造さん(90歳)の指導を仰いで学習。 
800平米の屋根を葺くためには、厚さ6--8mm、幅45cmに切りそろえた栗の板8万枚が必要なため、林業研究グループのメンバーや岩木工芸などが製作に励んでいます。
板を抑える重さ10kgほどの石は、加子母の各世帯から提供してもらう予定。
内木哲朗加子母総合事務所長は、「『山づくり、家づくり、人づくり』を合言葉に地域を挙げて修復に取り組んでいます。明治の女性が自分たちの名前を染め抜いた緞帳を寄付したように、皆で協力することで愛着が湧き、明治座が名実とも地域の宝になるのでは」と話しています。

◆初めて、明治座以外で「田中千香士音楽祭」 明治座修復工事でクラシックコンサートが中津川文化会館で
6月13日午後4時から、中津川市かやの木町の中津川文化会館で、「田中千香士音楽祭2015特別公演 明治座クラシックコンサート」が開かれます。
平成10年、世界的バイオリニストとして活躍した故田中千香士東京芸大名誉教授が、「生のクラシック音楽に触れる機会が少ない山村の子供たちに本物の感動を」と、明治座でクラシックコンサートを開催。
同音楽祭は、その遺志を継ぐ人々によって毎年、明治座で開催されてきましたが、今年は120年ぶりの大修復工事のため、中津川文化会館で出張公演されます。
今回は、東京藝大出身者を中心とする若手音楽家でつくる「レボリューションアンサンブル」が、モーツアルト作曲「ファゴット協奏曲」、ブラームス作曲「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲0P.102」ベートーベン作曲、交響曲第4番「0P.60」を披露。
チケットは一般2,500円(当日3,000円)、高校生以下1,200円(当日1,500円)。同文化会館、中央・付知・坂下・福岡の各公民館で取扱っています。
一般向けコンサートの収益金は、6月9日、10日、市内の小学校や中津川市役所、坂下病院などで行う「出張コンサート」運営資金の一部に活用。
6月9日午後7時30分から、同市加子母の「ふれあいのやかた かしも」で、ワンコインコンサート(1人500円、高校生以下無料)も開かれます。
問い合わせはTEL.0573(79)2111 加子母総合事務所内同事務局。

恵峰HN (2015年4月18日 10:00)|| トラックバック(0)

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