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大型紙芝居【中津川市福岡】

大型紙芝居
中津川市福岡の古田雅博さん(88)が、第二次世界大戦末期の渡満体験をもとに制作した大型紙芝居の上演会が、21日午後1時30分から、同市本町の中央公民館2-1教室で開かれます。図書館くらぶ主催、入場無料。
古田さんは元小学校校長で日本南画院院友。1940年、旧制中津商業学校(現・中津商業高校)に入学しましたが、年々、戦況が悪化し、5年生になると授業は中止。学徒動員で可児市にある萱場製作所(現・KYB)の寮に入って1日中働き、夜勤までこなしていました。
「武器より、そろばんで日本に貢献したい」と考えていた古田さんは、海軍経理学校への進学を希望しましたが、受験のために訪れた名古屋で大空襲に遭い断念。当時学校が奨励していた満州国農部政務官となり、渡満する道を選びました。
1945年3月、満州国(現中国南東部)に渡ると7月下旬、ソ連軍が進攻。古田さんは兵役前の臨時招集を受け、希望していた満州国経理学校への入学をまたもや断念。
間もなく終戦となり、その後約1年間、在外日本人として苦しい生活を体験し、翌年の終戦記念日に帰郷しました。
現地や帰還途中で亡くなった友人も多く、長年、辛い思い出を封印してきた古田さんですが、昨年、「自分が話し、描けるうちに伝えておこう」と決意。B紙大17枚の大型紙芝居「僕の日本脱出」を、1年がかりで完成させました。21日には、名古屋大空襲の体験を交えて戦死した兄への思いを綴った「武兄ちゃんにあいたいなあ」とも2本を上演。
古田さんは、「戦争の悲惨さを伝えると同時に、苦しい状況下でも、道は必ず開けることを伝えたい」と話しています。

恵峰HN (2016年8月 6日 10:00)|| トラックバック(0)

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