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恵那市大井町の市原さんが初の絵本「きつね谷 花ものがたり」出版【恵那市】

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恵那市大井町の元教員市原邦子さん(74)が、初の絵本「きつね谷 花ものがたり」(リーブル社 B5横版、25㌻、定価1,800円+税)を自費出版。岐阜中津川ちこり村(中津川市)でミニ写真展を開いています。恵那市出身で、春日井市で暮らしていた市原さんは、かつて貴重な植物の宝庫だった実家周辺が、ごみの不法投棄などで荒れ果ててしまったことに心を痛め整備に着手。14年前、敷地内に自宅を建てて移住すると、周囲に協力を得て本格的に自然を取り戻す活動に尽力。木道や自作の陶人形などを配した自然園は「きつね谷」と呼ばれ、市民のやすらぎの場となっていました。ところが昨年11月、突然、病を発症。末期がんの宣告を受け、自身の生き方や思いを孫たちに伝えたいと考えた市原さんは、絵本の出版を決意。抗がん剤治療を延期して、2カ月ほどで完成させ、恵那市内の園や学校、病院などに寄贈しました。
「一面に咲いたカタクリの花に心奪われた女の子が数十年後、再びその谷を訪れてみるとごみが山積する荒れ地に変貌。かつての美しい風景にと手入れを始め、よみがえった谷で、孫たちと一緒に花を慈しむ」というストーリーは、市原さんの人生そのもの。初挑戦とは思われない見事な色鉛筆画で表現された山野草や動物たちが、生き生きと語りかけてきます。「出版は、自分を諦めない証。この本が、当たり前のように享受している自然や生命の有り難さ、素晴らしさに気づいていただくきっかけになれば」と市原さん。ちこり村では本の販売と合わせ、夫の茂幸さん(75)が撮影した「きつね谷」の植物や四季の風景の写真が展示されています。

恵峰HN (2019年4月20日 10:00)|| トラックバック(0)

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