上へ

過去の恵峰HN
タグクラウド

ATOMを購読

本紙への投稿お待ちしてます。 恵峰ホームニュースが読めるのは、中日新聞だけ!

ケイナンクリーンが軽油に匹敵する次世代バイオディーゼル燃料「リーゼル」の生産をスタート【恵那市岩村町】

keinanzisedaibaio20200704.jpg

一般・産業廃棄物の収集運搬や浄化槽管理などを行うケイナンクリーン(近江則明社長、本社・恵那市岩村町)が、軽油に匹敵する次世代バイオディーゼル燃料(BDF)「ReESEL(リーゼル)」の生産を始めました。

BDFは菜種等の油糧作物や廃食用油などの植物油脂を化学処理して精製する軽油代替燃料。CO2排出量がゼロカウントとなり、軽油と比べて黒煙排出量は3分の1、硫黄酸化物はほとんど含まれないため、世界的に導入の動きが加速しています。

同社は2006年、県内で初めて、BDFで走行する環境仕様のバキュームカーを導入。現在4台が、飲食店等から回収した廃食用油を自社で精製したBDFで走行し、恵那市にも提供しています。

さらに同じ事業に取り組む全国の企業、ゼネコン大手4社と丸紅エネルギーや鹿児島大学、熊本県立大学など、ReESELを利用する業界や研究機関と一般社団法人「バイオディーゼル燃料事業者連合会」を設立して、近江社長が副会長に就任。品質の問題で自動車に不具合が発生するリスクがネックになっていたのを、共同で研究し、精製工程に減圧蒸留を導入。

従来、最高でも96㌫程度だったメチルエステル純度を99.9㌫まで改善し、軽油と同等に使用できる次世代バイオディーゼル燃料を製造できるようになりました。

同連合会では、これをReESELと命名し、丸紅、マツダ、BMWなどに供給していく予定。担当の近江隼企画室長(21)は「現在、1カ月に精製しているBDFは約5000㍑ですが、1年以内に20倍に増産する予定で、他県でも廃食用油の回収を始めました。精製過程で出るグリセリンは洗剤として商品化し、ゼロ・エミッションを実現したい」と話しています。

恵峰HN (2020年7月 2日 14:43)|| トラックバック(0)

※掲載内容は投稿日時現在の内容になります。ご注意ください。

カテゴリ:

トラックバック

トラックバックURL: http://www.keiho-news.com/mt/mt-tb.cgi/1162