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「坂下音頭(与三郎音頭)」の振り付け図解付きCD制作 87年前の歌集も発見【中津川市手賀野】

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江戸時代から歌い、踊り継がれ「与三郎音頭」として親しまれている中津川市坂下の民謡「坂下音頭」。

200番近くまであり、盆踊りとして定着している名曲を正しく後世に使えようと、中津川市手賀野の民踊指導者、土屋銀一さんが初めて振り付けの図解付きCDを制作。それが縁で87年前の「坂下音頭(与三郎音頭)集」と対面しました。

長年、坂下で踊りを指導している土屋さんは20年前、毎年8月14日に坂下駅前で行われる「与三郎まつり」に参加。

木曽節に似た独特の振り付けのこの民謡に興味を抱き、調べてみると江戸時代、与三郎という踊り好きの男性が元祖で、墓も坂下に現存。歌は明治、大正、昭和に復刻されて数多くのバージョンが存在。

2行、35字程度の歌詞が延々と続き、どれも最後は「音頭とりめがとりくたぶれて さいた刀をゝ(くりかえし)杖につく」。平成10年には「イヤサカ、サッサ、ホーイ、サッサ」という囃子言葉が入ったアップテンポのバージョンが加わったことも分かりました。

ただ、踊りは人づてで記録がないため、土屋さんは県の民踊連盟に紹介するにあたって男踊りと女踊りの振り付け絵図を作成。正統な歌と踊りを継承するため、踊りの図解付きCDを制作したものです。

さらに同市かやの木町の原鏡子さんが、坂下の実家に残っていた両親の遺品の中から昭和8(1933)年に坂下保勝会が発行した「坂下音頭集」を見つけて情報提供。

44年前に亡くなった母親が所有していたものらしく、「時代の変遷が見て取れます」と土屋さん。「長年にわたって民衆が付け加えてきた歌詞にはその時々の世相が反映されており、郷土に根差した貴重な民俗資料。風化することの無いよう、形にして守っていきたい」と話しています。

恵峰HN (2020年4月30日 14:54)|| トラックバック(0)

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